読了:彼女が最後に見たものは

読書ノート
タイトル彼女が最後に見たものは
著者まさきとしか
出版社小学館文庫

ひとこと感想:
本書がシリーズの第2段であることを、読み終わる前の解説で知りました。ミステリー小説が好きではあるのですが、人間の本質的な描写がリアルで、良い意味で胸焼けがする感覚でした。登場人物たちを、身近な関係者と重なる部分もあり、「あぁ、人は心の奥底で、どのように感じるのであろうか」と、今までの行動を振り返ったりもしました。
「苦しければ、逃げても良いのだよ」などと無責任なことは言うものではない。逃げる場所がない人もいるのだから。心に残りました。
親との関係性が微妙な自分は、少し遠い世界の事と見てしまう本でした。

Amazon.co.jp: 彼女が最後に見たものは (小学館文庫 ま 23-2) : まさき としか: 本
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