読了:#ある朝殺人犯になっていた

読書ノート
タイトル#ある朝殺人犯になっていた
著者藤井清美
出版社U-NEXT
ページ328
定価1,600円+税
紹介浮気淳弥(うきじゅんや)(28)は、佐藤昌紀(まさき)(25)と漫才コンビ「スレンダーズ」を組んで3年の売れない芸人。ある朝、目覚めた浮気は、SNS上に自分がひき逃げ犯だという噂が広がっていると知る。6歳の女の子がひき逃げされた悲惨な事件が時効を迎えようとしており、ネット民は怒り狂っていた――。「俺は関係ない」と否定すればするほど、過去が暴かれ、プライバシーが晒されてゆく。人生を取り戻すなら犯人を見つけるしかない! 炎上や個人攻撃のメカニズムを赤裸々に暴き出す、迫真のジェットコースター・エクスペリエンス!!

ひとこと感想:
冒頭の事故シーンとは切り離された形で進む、お笑い芸人さんのストーリー。突然訪れた、濡れ衣からの、ネット社会の闇部分。追い詰められていき、背水の陣での疾走感は、周囲の景色が早すぎて見えなくなるほどでした。
この本でも描かれる、「事実」と「真実」の違い。
いま、自分の見ているものは「事実」なのだろうか、それとも「真実」なのだろうか。

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