読書ブーム

本日の気付き

数年に一度の割合で、読書ブームが到来しています。わたしの中で。
仕事に追われている時期は、なかなか読書の時間がとれていないせいか、案件が一段落すると、再び読書ブームというか、読書欲が疼き出すのです。

今回の読書ブームは、少し継続性をもたせようと思い、このブログサイトを作りました。下手クソな文章ですので、多くの人に読んでもらいたい!とも思えませんが、自分の中で記録を付けることで、自分への励みになれば、と考えました。

多くの読書術を紹介している本を読み漁りますと、アウトプットを意識して読書をすることで、より自分の身になると書かれています。数年前の読書ブームでは、読書ノートなるものを用意して、読書の色々な情報を書き込み、アウトプットをしている気になっていました。ところが、大問題が発生したのです。

まず、文字が汚い。数日前に記入した読書の記録の複数箇所が判読できない。これは困りました。さらに、漢字を思い出せない。まぁ、これは辞書を引きながら進めればよいのですが、記入時間がどんどん伸びていきます。読了したときの、その熱量で読書ノートに記述したいのですが、辞書を引き引きでは「あら?なんでこう思ったんだっけ?」となり、短文になっていきました。

妻曰く、わたしは熱しやすく冷めやすいそうで、今回のブームも彼女は生暖かい目で見ているのですが、しばらくは続くブームの始まりを記せればと思います。

オーディブルを再開

読書といっても、現在は様々な形態があるようです。書店で書籍を購入し、仕事の合間などでページを捲り読み進める読書。ネット上にある電子書籍を端末にダウンロードする読書。さらには、書籍をナレーターが音声として収録したオーディアブックでの読書。本当に、いつでもどこでも読書ができる環境が揃っています。それでも、文化庁国語課 平成30年度「国語に関する世論調査」によると、1ヶ月に全く読書をしない割合が47.3%で、1冊以上読む割合52.6%となっています。1ヶ月に5,6冊読む割合と7冊以上読む割合は同率で、それぞれ3.2%しかありませんでした。

国語に関する世論調査 | 文化庁
国語に関する世論調査の結果を掲載しています。

そんなわたしも例に漏れず、読書をすることは少なく、動画コンテンツ制作の作業以外、NetflixやPrime Video、Youtubeなどを「垂れ流して」いました。片手間で上映されているものを「流し見」しているだけですので、本当に右から左に素通りする感じでした。あまりにももったいない使い方に思えて、これらのサブスクはすべて解約してしまいました。

この動画ブームの前は、ラジコで全国の地方ラジオ局を色々と聞いていました。音声のみのメディアはわたしの作業と相性がよく、仕事のスピードも上がり、さらに行ったこともない土地の情報を聞けて、とても楽しかったことを覚えています。

radiko | インターネットでラジオが聴ける
ラジコは、スマホやパソコンでラジオが聴けるサービスです。今いるエリアのラジオ放送局なら無料で、ラジコプレミアムなら全国のラジオ放送局が聴き放題。過去1週間以内に放送された番組を後から聴けるタイムフリー聴取機能も。

どちらもブームとして、別のメディアに移ってしまうのは、わたしの「冷めやすい病」を拗らせてしまうからに他なりません。
そして、その音声メディアの良さと、飽きることのないコンテンツの多さで「オーディブル」という選択肢が現れたのでした。

何度が、このサービスも契約しては解約してきたのですが、動画コンテンツを見続けて、ラジコを聞き続けたあと、またこのオーディブルに戻ってきたことで、とても新鮮で、とても有益に感じるようになっていました。

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会員なら12万以上の対象作品が聴き放題。ビジネス書や英語、落語や声優による名作文学の朗読をアプリで聴ける。

音から紙へ

オーディブルでは、12万冊以上のオーディオブックが読み放題作品ですので、それまで書店では手にしないようなジャンルに気軽にチャレンジすることができます。自分でも驚いたのは、あまりホラーやらサスペンスやらは縁遠いものと思っていましたが、最近の多くのジャンルはそのホラー・サスペンスになっているようです。

サスペンスなどを聞いていると、「あら?あの場面はこのラストへの布石なのかな?」という確認をしたくなるのですが、オーディオブックはパラパラと戻して確認をし、「あぁ、やっぱり!」と納得後にまたすぐに続きを聞くということが難しいように思います。おそらくやり方はいくつもあるのでしょうけど、紙のようには行きません。
そこで、わたしはオーディブルで気に入った作品は、あらためて活字で読むようにしています。それも、すべてを買うことはできませんので、古本を利用しています。

古本を購入する際は、Amazonはもちろんですが、ブックオフなど色々なサイトを利用して買うようにしています。でも、一番優先順位が高いお店は、わたしの生まれ故郷、長野県上田市でオンラインショップを展開している「バリューブックス」です。このバリューブックスで見つからなければ、他のサイトに行くように心がけています。地元愛ということもありますが、このバリューブックスは、古本を軸として様々な取り組みをされていて、その志が大好きだからです。あ、ステマでもなんでもありません。

VALUE BOOKS|バリューブックス
本を売って、買って、管理する。本好きのための無料会員制サイト。スマホ撮影で買取額がわかる「本棚スキャン」や、オンライン本棚「ライブラリ」など、本のある暮らしをサポートします。

紙からブログへアウトプット

読書術を説いた書籍で「毎回」見かけるのは、アウトプットを意識して読書すべき、という項目です。それはおそらく間違い無いのでしょう。これだけ多くの人が言及するわけですから。ただ、わたしの場合は、文章力なし、理解力微妙となってしまっているので、単に記録をつけて、自分の中で「読んだぞ!覚えてるか?」というブログサイトを作ってしまえという事にしました。

そこで問題になるのは、ネタバレをしないようにどこまで書くことが許されるのだろうか、でした。中身に言及しない場合、極論、「感動した!」「楽しかった!」のような事にはならないだろうか、という心配です。さらには、この本はどのようなものであったかわかないのでは、とも考えます。

そうだ、表紙を載せれば、それでも思い出すのではないか?最近ではありがたいことに、画像データはネット上に山ほどありそう・・・いや、表紙にも著作権があるではないか。そこらの画像をポイポイ持ってくることは犯罪だ。

頭を悩ませてグーグル先生と相談していると、「版元ドットコム」という本の情報をまとめているサイトがありました。こちらは、出版社などの版元が会員となって、書籍の販売促進を目的とする書影(表紙画像)や、書誌(本の紹介文)を版元の情報として転載することが可能なのだそうです。もちろん、利用にあたってはいくつかのルールがありますが、基本的に版元ドットコムで紹介されている要素は利用させていただけます。本当にありがたいことです。

版元ドットコム
版元ドットコムは、版元(出版社)の書名や著者名だけでなく表紙や目次や著者プロフィールなどといった「中身」の情報もデータベース化し公開・提供するサービスです。 本に興味のある方は、ぜひこのサイトの検索を試してみてください。 出版業界の方は、ぜひこのサイトのデータを利用してください。

このわたしブームは始まったばかり

「熱しやすい」わたしは、読書をブームにしたことで色々な変化が現れてきました。

サブスクは「オーディブル」「Kindle Unlimited」を契約し、オーディブルにないものはkindleで読み漁ります。また、オーディブルで気に入った本は、バリューブックスで古本を買い求めます。そうすると、本棚が少しずつ埋まっていきますので、書棚を追加購入することになりました。それでも無制限に本を購入することはできませんので、最後にたどり着いたのは、市立図書館の利用でした。

恥ずかしながら、図書館の利用者カードを作成したのは、小学5年生以来となり、長野市内では初めてのことでした。

(図書館利用者カードの写真)

今の図書館はわたしの想像を遥かに超えており、ネットでの蔵書検索はもちろん、貸出の予約や、貸出の延長申請などもできるそうです。さらに長野での取り組みでは、「デジとしょ信州」として無料で電子書籍が借りる(端末上で読める)事ができるサービスまであります。利用には、長野市立図書館利用者カードの取得(無料)が必要で、さらにデジとしょ信州の利用申請(無料)も必要になりますが、Kindle Unlimitedのようなサービスが無料で受けられることに、大きな驚きがありました。

Digi Tosho Shinshu
Browse, borrow, and enjoy titles from the Digi Tosho Shinshu digital collection.

わたしは多くの方より学歴がありません。その為、きっと多くの方より本を読んでこなかったのだと思います。今更ですが、色々な本を読んで吸収し、実際の生活に役立てていければと思い、このわたしブームが長続きするように、自分でも祈っています。

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