読了:黒い家

読書ノート
タイトル黒い家
著者貴志 祐介
出版社KADOKAWA
ページ400
定価680円+税
初版1998年12月10日
紹介顧客の家に呼ばれ、子供の首吊り死体の発見者になってしまった保険会社社員・若槻は、顧客の不審な態度から独自の調査を始める。それが悪夢の始まりだった。第4回日本ホラー小説大賞受賞。

ひとこと感想:
生命保険会社社員を主人公として、人間の性善説を真っ向から打ち砕く事件に、背筋が凍る本でした。サイコパスとは違う、人間がここまで醜悪になれるものかと、めまいが起こるストーリー。この本の最終章で、わたしはさらに考えを新たにしなければなりませんでした。

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