読了:悲鳴だけ聞こえない

読書ノート
タイトル悲鳴だけ聞こえない
著者織守きょうや
出版社双葉社
ページ264
定価1,650円+税
紹介新米弁護士の木村は顧問先の企業からパワハラ調査を依頼される。だが、パワハラを訴える投書はあるものの、被害者も加害者もわからず、社員の聞き取り調査を始める。その事実はあるのに、苦しんでいる社員の悲鳴だけ聞こえない――。新米弁護士が敏腕の先輩に助けられながら難儀な依頼を解決する木村&高塚弁護士シリーズ第三弾。大ヒット『花束は毒』で注目を集める著者による、全話驚きの連作短篇ヒューマン・ミステリ!

ひとこと感想:
弁護士事務所において、いくつかの案件が展開されていきます。人のズルさ、人の暖かさ、様々な本質が見え隠れする、とても現実的なお話。それでも、弁護士という知のプロフェッショナルたちのテクニックで、依頼者の利益と公共の正義が守られているのだなぁと感心する本でした。

Amazon.co.jp: 悲鳴だけ聞こえない : 織守 きょうや: 本
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