読了:方舟

読書ノート
タイトル方舟
著者夕木春央
出版社講談社
ページ304
定価1,600円+税
紹介「週刊文春ミステリーベスト10」&「MRC大賞2022」堂々ダブル受賞!

9人のうち、死んでもいいのは、ーー死ぬべきなのは誰か?

大学時代の友達と従兄と一緒に山奥の地下建築を訪れた柊一は、偶然出会った三人家族とともに地下建築の中で夜を越すことになった。
翌日の明け方、地震が発生し、扉が岩でふさがれた。さらに地盤に異変が起き、水が流入しはじめた。いずれ地下建築は水没する。
そんな矢先に殺人が起こった。
だれか一人を犠牲にすれば脱出できる。生贄には、その犯人がなるべきだ。ーー犯人以外の全員が、そう思った。

タイムリミットまでおよそ1週間。それまでに、僕らは殺人犯を見つけなければならない。

ひとこと感想:
自分が助かるためには、犯人を生贄に生き延びなければならない。「多」を救うために、一人の「悪」を引きずり出す。地下から侵入し続ける水で期限が迫る中、理路整然と犯人を追い詰める。
まさか、と思うことは私の考えと違うものでした。

方舟
「週刊文春ミステリーベスト10」&「MRC大賞2022」堂々ダブル受賞! 9人のうち、死んでもいいのは、ーー死ぬべきなのは誰か? 大学時代の友達と従兄と一緒に山奥の地下建築を訪れた柊一は、偶然出会った三人家族とともに地下建築の中で夜を越すことになった。 翌日の明け方、地震が発生し、扉が岩でふさがれた。さらに地盤に異変が...

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